●本体デザイン
ブラック&シルバーで統一された外見はスッキリした印象。本体の薄さに加え、今までのゼロハリデザインより凹凸が減ったことから、バッグへの収容がしやすいのだろうと思われる。だが、シグマリオンII用に購入した市販のケースが、そのまま流用できたことから、劇的な変化を果たしたというほどでもない。性能は明らかに向上したはずなのだが、失ったものの方が大きいような気がする。
Point:10/15
●画面
解像度のアップと縦横サイズの変更で、使いやすくなったのは間違いない。画面の明るさも十分で、携帯に鳴れた目にも違和感はない。ただ、画面の両サイドにあるタッチ部が、固定アプリとなっていてこれがちょっと気にかかる。ほとんど使う機能だからいいというのだろうが、この手の実装は安っぽく思えてしまうのだ。任意のアプリケーションを割り付けられるカストマイズ性が欲しかった。
Point:10/15
●キーボード
小さいながらも実用に足るキーボード。馴れ次第ではガンガン仕事をすることも可能だろう。だが筆者の場合はこのサイズでは満足できない。あくまでも緊急用としてのキーボード入力だ。むしろ画面の広さを生かしてPalmのようなペン入力に期待したところだが、手書き認識の機能は搭載されていない。これならWindowsXp搭載のVAIO C1でも持参した方が、いろいろ出来て便利だろう。
Point:10/15
●周辺機器
シグマリオンIIを持っている人は、IIIの購入と同時に周辺機器一式も売ってしまわなければならない。FOMAケーブル、予備ACアダプタ、予備電池(ボタン電池も含め)、すべて流用が不可能だ。だが、今回の改変でミニUSBの採用など標準化されたメリットは大きい。ACアダプタに関しても、電圧の違うものを誤って差し込まないようにと、これまでの汎用性のある◎型から、平型に変更された。
Point:10/15
●内蔵ソフト
エクセルやPDF、HTMLなどの閲覧用ソフトとして、Picsel Browserが搭載されている。だが、エクセル自体は入っておらず、データの編集はこのままでは不可能だ。ソフトのインストールは、ネットワークを使ったモバイルカストマイズ経由で、たとえばエクセルの代替ソフトが提供されることもあるという。.NET用の市販ソフトがないだけに、一刻も早くソフトラインナップを充実すべきだろう。
Point:14/20
●通信機能
@FreeDの登場とほぼ同時ということもあり、オススメはやはり定額制PHSの利用だ。だが、例によってAirH"系のカードが使えず、P-in系しか選択肢がなくなってくる。その上、購入直後は無線LAN、Bluetoothなどの通信カードが全滅状態で、かなりがっかりする。通信あってのシグマリオンIIIではあるが、@FreeDの追加購入、もしくは間もなく対応するという無線LANの対応待ちになる。
Point:08/20
●総合評価 Point:62
(山野美穂子&江戸川)
[追記]シグマリオンIII+AirH"情報
■サン電子「i-Card typeF1(CS64CF)」用AirH"PHONEケーブル
■NECインフロンティア「AH-N401C」用パッチ(フリーソフト) 3phs.lzh
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